「?がいっぱい」

小浪園長

子ども達の興味・関心は尽きません。

園でも「何してるの?」「それ何?」「どうして?」など様々な疑問・質問をよく聞かれます。ご家庭でも同じかと思います。その時、皆さんはどうされていますか?

「今〇〇してるの。」「これは△△だよ。」とお答えになられているのではないでしょうか?

出来れば、すぐに答えを伝えるのではなく「何してると思う?」「何だと思う?」など質問を返してみてください。するとその時子どもは考えます。その考えるという時間がとても大事です。「んー、たぶん●●だと思う。」や「分からない」など様々な答えがあると思います。

答えが違っても「どうすればわかるかな?」など更に質問を投げかけてください。「調べてみる。」や「知っている人に聞いてみる。」など探求の入口に子ども達は立ちます。

あとは、図鑑や絵本、知っていそうな人を紹介したりしてサポートをしてあげてみてください。子ども達は熱中して調べるはずです。そしてわかった瞬間の達成感を味わいます。

このように、「なぜ」という疑問から「どうしたらわかるかな?」という探求心、そして「分かった!!」という達成感の流れを楽しく体験することで、次同じような疑問に向き合った時に「よし、また調べてみよう!」と思うはずです。

園では、更に「みんなで」というキーワードが加わります。「みんなで考える。」「みんなで話し合う。」「みんなで調べる。」など。そこでは協調性やコミュニケーション能力が育まれます。

フレンド幼稚園では、こらかたも子どもの「興味・関心・つぶやき」に共感した保育に取り組んで参ります。

学校法人誠優学園 フレンド幼稚園
園長 小浪 利夫